最終審査結果

仙台・東京・神戸、3地区での審査会の結果、および市民投票の結果より、以下4作品が「震災復興+design competition 入賞案」に選定されました。

審査方法(最終審査)
デザイナー、研究者、被災地の行政・企業・NPO関係者など、震災復興に関する様々な立場の審査員16名が「課題の理解度」「創造性・審美性」「実現可能性」の3指標で評価し、市民投票の結果と合わせて選考いたしました。具体的には16名の審査員各5票、仙台審査会に訪問頂いた市民の方の投票結果5票(得票数上位5案)、ウェブサイトを通じた投票結果5票(facebookの「いいね」数とtwitterの「RT」数の合計数の上位5案)、その合計90票中の得票数上位4案を「震災復興+design COMPETITION 入賞案」としました(上位4案に票が集中していたため、今年度は4案を入賞作品とさせていただきました)。
審査基準

本プロジェクトではデザインを以下のように定義しております。
「デザイン」とは問題の本質を一挙に捉え、そこに調和と秩序をもたらす行為
美と共感で多くの人の心に訴え、アクションを喚起し、
社会にムーブメントを起こす行為

それに従い、以下の3指標を評価基準とします。

1. 課題の本質的理解度
各テーマの背後にある社会課題の本質を掴むことができているか?

2. アイデアの創造性・審美性
人の気持ちを動かし共感を呼ぶことができる創造性、美しさがあるか?

3.アイデアの実現可能性

実際に社会で実現しムーブメントを起こせる可能性があるか?
審査員(最終審査)敬称略

仙台地区

飯川 洋一 みちのく6次産業プラットフォーム 理事
石井 力重 アイデアプラント 代表
井上 きみどり ノンフィクション漫画家
千葉 伸一 松島町松華堂菓子店 代表取締役
畠山 茂陽 NPO法人ファイブブリッジ 理事長
平垣内 清 宮城教育大学教育学部美術講座 准教授
宮城県内被災自治体震災復興担当者 I氏

東京地区

岩井 秀樹 特定非営利活動法人ジェン(JEN)
筧 裕介 博報堂生活総合研究所 / HAKUHODO I+D
清須美 匡洋 九州大学大学院芸術工学研究院 教授
永井 一史 HAKUHODO DESIGN 代表

神戸地区

槻橋 修 神戸大学大学院工学研究科建築学専攻 准教授
根岸 芳之 神戸市デザイン都市推進室
本田 亙 神戸市デザイン都市推進室
宮前 輝明 株式会社フェリシモ
山崎 亮 株式会社studio-L 代表/京都造形芸術大学 教授