応募要項
テーマ
2020年の被災地のためのアイデアを、募集します。下記の4つのテーマからお選びいただくか、ご自身でテーマを決めてご応募することもできます。
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今回の震災で、津波や地震に対して、日常から備えることの重要性が再確認されました。次の震災に備えて、家庭、地域、学校、 行政などの防災対策(防災グッズ、避難訓練など)を充実させるために、住民同士の交流を増し絆を強め、緊急時の助け合い行動を促すために、 震災の被害と経験を次世代への教訓として、被災地・日本・世界で継承するために、デザインは何が可能でしょうか。
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日本各地から多くのボランティアや専門職スタッフが被災地を訪れ、避難所の運営、瓦礫の撤去、物資の運搬などに貢献しました。しかし、 これから長く続く復興プロセスの主役はあくまでそこに住み続ける地域住民です。地域住民を元気づけ前向きな行動を後押しするために、住民同士、 住民と行政、住民と支援団体の対話の機会をつくるために、子どもから高齢者まで誰もが参加できる復興のために、デザインは何が可能でしょう。
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被災者の生活の建て直しに何よりも必要なものが「働き口」です。職の機会が減ることは地域の若者の流出にもつながります。 地域の基盤産業である農業・水産業の復興のために、観光業を盛り上げ国内外からの集客を取り戻すために、 地域の顔である中心市街地の賑わいを取り戻すために、大量の瓦礫の撤去と活用のために、風評被害をなくすために、デザインは何が可能でしょうか。
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漁村、農村部中心の被災自治体では、今回の震災で人口減・高齢化に拍車がかかることが懸念されます。 地域で孤立しがちな高齢者や障害者などの日常生活を支えるために、医療・福祉面をサポートするために、買い物・ 医療などの移動手段を確保するために、地域の防災情報・復興情報を円滑に伝えるために、孤独死を防ぎ近隣とのつながりを保つために、 デザインは何が可能でしょうか。
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以上の4つのテーマ以外でも、震災後の地域コミュニティは多数の課題を抱えるでしょう。2020年に向けて、 あなたが重要だと考える課題を解決するために、デザインは何が可能でしょうか。
対象デザイン
課題解決に必要なプロダクト、サービス、場、仕組み、政策、空間、建築、 ランドスケープ、まちづくり、グラフィック、ウェブなど領域は問いません。
賞金・副賞
入賞 5 点 各震災復興支援金 30 万円他 *今年度の賞金は震災復興支援金と位置づけ、応募者自らがそのアイデアを 実現するための事業費用、 制作費用、NPO等の支援費用、被災地への義捐金 など、復興支援に使用頂く資金としてご提供いたします。
審査方法
1 次審査 : デザイナー(永井一史氏、山崎亮氏他)、研究者、被災地の行政・ 企業・NPO 関係者など、震災復興に関する様々な立場の審査員が「被災地 への貢献度」「実現可能性」「創造性・審美性」の3指標より選考いたします。 最終審査 : 上記審査員評価と市民投票の合計で選考いたします。
日程
デザイン提出 | 2011 年 10 月 1 日~ 11 月 30 日 |
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1 次審査 | 2011 年 12 月上旬 |
1 次審査通過連絡 | 2011 年 12 月中旬 |
最終提案 | 2012 年 01 月中旬 |
市民投票 | 2012 年 02 月上旬~ |
最終審査会 | 2012 年 02 月下旬 |
審査結果公表 | 2012 年 03 月 |
提出物
A4用紙(幅297mm ×高さ210mm)横4枚(補足としてプラス4枚使用可能)
シートの構成と枚数
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1枚目 : デザインアイデア
あなたが提案するデザインのコアアイデア(コンセプト)を記してください。
必要に応じて、アイデアを補足する説明文やビジュアルを配置してください -
2枚目 : 課題
あなたが注目し、デザインの力で解決を試みた【被災地の中長期課題】を記入してください。 なお、課題とは、被災地の2020年に向けた復興過程で、解決しなければならない問題点のことを意味します。必要に応じて、課題を裏づけるデータ、事例、体験談、被災者の声などを記述してください。 -
3・4枚目 : 説明1・ 説明2
あなたのデザインアイデアをスケッチ、図表、写真、イラスト等のビジュアルや文章で、2枚以内で説明してください。 -
5-8枚目 : 補足
この4枚はあくまで補足のための参考資料として扱われます。1~4のシートでは書ききれなかったデータ、図表、スケッチ、文章等、自由にお使いください。
*PDFもしくはパワーポイントのいずれかのフォーマットに限ります。
*ウェブサイト上で公開する関係上、文字の級数は20ポイント以上としてください。
*プレゼンテーションシートのサイズは10MB以内としてください。
*審査の公平性を保つために、シート内には氏名や所属等は記入しないでください。
応募方法
10月1日OPEN予定の「応募フォーム」ページにて必要事項を記載し、
ファイルをアップロードして、応募してください。
問い合わせ先
info@issueplusdesign.jp (実行委員会 インフォメーションデスク)
電話 : 078-322-6575 (神戸市 企画調整局 デザイン都市推進室内 担当:本田)
注意事項
本プロジェクトは東日本大震災の復興支援のために実施されるため、応募されたアイデアは被災地関係者誰もが使用可能なコモンズと位置づけ、全て 書籍やウェヴサイト上で公開されることをご承知の上、ご応募ください。