プログラムの特徴

背景 ❶ 結婚は奪うものへ

未婚率が増加し始めた1970 年代、お見合い結婚と恋愛結婚の比率が逆転。結婚は用意されるものから、個人の技量でつかみとる時代へと変化しました。

 

背景 ❷ ラブシャイな男性像

経験不足により、女性と会話することに対して強い不安を感じるため、女性と会話をはじめることができない男性が増えています。

 

背景 ❸ 女性の選択肢の多様化

女性の社会進出とともに、結婚をしない生活を選択することも容易な時代になりました。

 

 

「恋札」デザイン

❶ コミュニケーションスキルの実践の場の提供

摂南大学の牧野幸志准教授の研究論文「青年期におけるコミュニケーション・スキルと友人関係(2012)」によれば、コミュニケーションスキルには以下の5因子があげられると言います。

「恋札」のゲームプログラムでは、この5因子を、ゲームを通じて意識できることを目指しました。

スキル❶ 自己表現スキル … 自分の考えをはっきり伝えられる

スキル❷ 状況判断スキル … 相手の気持ちを思いやれる

スキル❸ 会話スキル … 楽しく会話できる

スキル❹ 葛藤解決スキル … 自分とは違う考えをもっていてもうまくやっていける

スキル❺ 関係構築スキル … 初対面の人でも関係を構築できる

 

❷ 結婚に至る6 段階の疑似体験

社会心理学者ルイスの提唱する「結婚に至る6 段階」を応用したプログラムのデザインです。

単に出会って会話するだけではなく、この段階を経て、男女の距離を近づけます。

段階❶ 類似性の認知 … 価値観、興味、関心などについての二人の共通点を認識します。

段階❷ 望ましい関係を築く … 楽しい経験を共にします。相互理解が促進されます。

段階❸ 自己開示 … 自分のことについてありのままに話すことで、親密さの促進につながります。

段階❹ 役割取得 … お互いが足りない部分を補い合い、助け合います。

段階❺ 役割適合 … その役割がうまくかみ合うようになります。

段階❻ 結晶 … 2人の関わり合いを認め、2 人で一つの単位として行動します。

 

恋札(プロトタイプ)の販売について

「恋札」のプロトタイプ商品を販売しています。

 

男女の出会い支援や婚活イベントなどでのコミュニケーションの一助となることを目的としているツールのため、内容や商品の質等、ご理解の上お買い求めください。

 

詳細は下記より、販売ページ(外部)にてご確認ください。

恋札(プロトタイプ)