青木史郎賞
都市を食べよう!Edible City
作者名
河合雄介 (立命館大学)實方華子 (立命館大学))
課題 : 被災直後の食糧不足
アイデア : 食べられるまちづくり
アイデア : 食べられるまちづくり
古来、日本人は飢饉に備え、土壁の中に非常食の藁を塗り込めていました。都市化した現代の日本でも、都市や住宅のどこかに非常時の食糧を埋め込むことができるはずです。学校の池を淡水魚や甲殻類の貯蔵庫に、校庭の鳥小屋を毎日の動物性たんぱく質の源に空き地にはそば、いも、根菜類を、街路樹には四季折々の果実を。植物繊維を破壊し、やわらかくする爆破レンジを用いれば、街路樹の枝すらも貴重な食料です。食べられるまちづくりは非日常のお腹を満たし、日常の生活を豊かにしてくれます。 日本の食料自給率アップにもつながるかもしれません。