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ご近所やさいチケット

作者 : 中山篤史

作者からのコメント

全国の野菜を入手できる今、食卓に並ぶ野菜はどこも同じ。地域の野菜を食べる楽しみもあるのではないでしょうか?今回の企画は、住んでいる地域とつながるキッカケづくり。「ご近所やさいチケット」を通じて、季節の訪れを感じたり、旬の野菜を楽しみにしたり、親子で収穫したり、家でお客に振る舞ったり、お隣にお裾分けしたり、そして自分の暮らす地域を好きになったり。そんな地域を楽しむ生活「地域暮らし」をはじめませんか?

講評

審査員からの評価が最も高かったデザイン。一次産業の生産者と消費者(市民)との間に存在する複雑なレイヤーを取り除き、コンビニエンスストアという現代社会で不可欠な流通形態の店頭を活用し、両者を結び付ける仕組みが高く評価されました。野菜だけでなく、魚介類等食品全般に活用可能だという汎用性も評価のポイントです。今後は本プロジェクトの運営会社の一つである株式会社フェリシモ社を中心に神戸市内外の流通、全国各地の一次産業生産者(農業、水産業)の参加を募り、生産者と消費者を結ぶ社会実験プロジェクトを実施する予定です。

氏のプロフィール